SPORTS DENTAL スポーツ歯科

健康とスポーツへの関心はより高まり、近年歯科医療分野からのさまざまなサポートが行われております。
健康を維持するため、体を鍛えるため、様々な目的から、スポーツを楽しむ方が増えております。
スポーツを行う上で、歯とお口の健康はとても大切です。
歯科的な問題は食べるということに非常に大きな影響を与えます。
また、プロスポーツ選手も、運動愛好家、そうでない方も人は健康的に生きるために、食べなければいけません。
食べるということにおいて、とりわけ人間はただ食べるだけではなく、美味しいものを求め、楽しい会話を持つことで、歯とお口の健康は食と会話の文化を支えるために大きな役割を果たしております。
スポーツは楽しく、魅力的である反面、競技性もあり、プロスポーツにおいては、その1プレーに人生を懸けて戦う場面もあります。
そんなそれぞれのスポーツとの向き合い方があり、怪我することへの不安を取り除き、安全にプレーして頂くことをお手伝いすることが、歯科医師に求められています。
スポーツマウスガードの本来の目的は、歯の破折、口唇、頬の裂傷など、外的な衝撃から歯や口腔周囲を保護することにあります。
一般的には、マウスピースを着けると噛み締める力が強くなり、体全体の力が発揮される印象があるとおもいます。
しかし、競技それぞれの特徴があり、噛み締めることの想定より、どれだけ口腔周囲の筋肉をリラックスさせてあげるか、顎の関節に負荷がかからないよう配慮し、計画していくことのほうが多いものです。
プロスポーツ選手、スポーツ愛好家の方々の外傷によるリスク、歯の痛みや、噛み合わせの問題による栄養不良などを回避し、コンディションを維持していくのがスポーツ歯科の役割だからです。
当院では、プロスポーツ選手、スポーツ愛好家、部活生、競技の種類によって患者様ひとりひとりに適したスポーツマウスガードを専門的に作製しております。
既製品のスポーツマウスガードは、大きく、話しにくいなど違和感が強いだけでなく、噛み合わせの調整を行なっていないため、顎関節症を引き起こす可能性が危惧されます。
そのため当院では、顎の形態に詳しく、噛み合わせの専門家であるスポーツ歯科学会会員の歯科医師がスポーツマウスガードを作製致します。

診療方針

下記の内容を主に実施し、アスリートひとりひとりの生活の質を向上させることを目標としております。
1. アスリートに対するデンタルチェック(歯科健診)
2. マウスガードの製作・調整
3. スポーツ外傷(歯の脱臼・破折、顎の骨折等)に対する相談・応急処置・治療
4. 歯科疾患全般(むし歯や親知らず)に関する相談・治療
5. 歯の噛み合わせ不良や食いしばり、歯ぎしり、顎関節症に関する相談・治療

特徴的な診療領域

1.アスリートに対するデンタルチェック(歯科健診)

オリンピック・ユースオリンピック・アジア大会・ユニバーシアードなどの主要な国際大会の派遣メディカルチェックとして、下記の3科受信が義務付けられています。
1.内科
2.整形外科
3.歯科

受診時期

シーズン開始前・・・シーズン中に生じる問題点の抽出
協議会出場前・・・・試合に影響の出る問題点の抽出
シーズン終了後・・・口腔内環境向上のための問題点の抽出

受診内容

・問題点リストの作成
・選手とスタッフにフィードバック

チェック項目

01口腔内検査

02歯周疾患検査

03唾液検査

04咬合検査

05顎関節・咀嚼筋検査

06パノラマエックス検査

07DH

(1)PCR(染め出し)

(2)歯面清掃・指導

2.マウスガードの製作・調整

マウスガードの種類

シート圧縮タイプ

競技により、シートの枚数、厚みを選択していきます。色は他の色も選択可能です。

ロストワックスタイプ

細かい厚みのコントロールが可能になります。
※チーム名、名前、背番号、エンブレムなど、スポーツマウスガード選手それぞれのカスタムが可能です。
オリジナルのスポーツマウスガードをご希望の方はお気軽にご相談ください。

マウスガード使用の効果

・スポーツ外傷の軽減・予防
・強い噛みしめによる咬耗の予防
・相手選手に対する障害の防止
・衝撃吸収と分散
・顎関節の保護
・顎位の安定
・脳震盪の予防・軽減
・心理的効果
・スポーツパフォーマンス

治療期間

マウスガード製作に関しては、型取りをしてから約3週間程度製作にお時間をいただいております。
(急を要する等の場合には、必要に応じて担当医にご相談下さい)

治療回数

マウスガード製作まで約2回の通院が必要です。
 1回目 初診相談、お口の中の要治療歯等の有無の確認、マウスガード型取り
 2回目 マウスガード調整・装着

主なリスク(副作用)

マウスガード装着により稀に咬み合わせやあごの関節に違和感が生じることがあります。その際は使用を中止し、早めに受診をしていただきますようお願いします。

使用上の注意

・必ずご自身のマウスガードを使用し、他人のマウスガードの使用は感染の恐れがありますので避けてください。
・使用後は常温の水で洗ってください。変形する可能性がありますので、お湯での洗浄や熱を加えることは避けてください。
 また、内面に細かな傷がつきやすいので、歯ブラシやスポンジなどで力をかけて清掃する必要はありません。
・使用状況により、マウスガードの劣化の程度は異なります。6ヵ月〜1年に一度程度の適合状況のチェックや作り替えが必要になります。
※一部、日本スポーツ歯科医学会HPより内容引用

主な対象疾患

マウスガード

マウスガード着用が完全義務化されているスポーツ

スポーツ名 内容
ボクシング 【国際ボクシング協会】赤色不可
【日本ボクシングコミッション】試合に臨む際は2個以上
【日本ボクシング連盟】赤色不可
テコンドー 【全日本テコンドー協会】白色または透明に限る
アメリカンフットボール 【日本アメリカンフットボール協会】
白色や透明以外の装着が確認できる色に限る
ラクロス 【日本ラクロス協会】
白色や透明以外の一見して装着が確認できる色が望ましい
ムエタイ・キック 規定なし
総合格闘技 規定なし

マウスガード着用が一部義務化されているスポーツ

スポーツ名 内容
ラグビー 【日本ラグビーフットボール協会】
U15・U18 高校生以下は義務 それ以外は推奨
U15は乳白色、透明、黒、濃紺等とし、華美な色は不可
空手 【日本空手協会 全日本空手道連盟】無色透明に限る
【極真会館】極真会館認定の歯科医が作製したMGを義務化
アイスホッケー 【日本アイスホッケー連盟】
1974年12月31日以降に生まれた競技者は義務
単色透明、肌色、白色は不可
インラインホッケー 【日本ローラースポーツ連盟】
18歳以下は義務 練習中は推奨
フィールドホッケー 【日本ホッケー協会】
中学高校は義務 それ以外は推奨

マウスガード着用にルールのあるスポーツ

スポーツ名 内容
バスケットボール 【日本バスケットボール協会】
無色透明のものであれば装着可
ロゴは1箇所のみ
サイズは5平方cmを超えてはならない
硬式野球 【日本高等学校野球連盟 全日本大学野球連盟】
白または透明のもののみ許可
柔道 【全日本柔道連盟】
白色または透明なものに限り使用できる
畳に上がる前に審判員または試合場係員に申告すること
モータースポーツ 【日本モーターサイクルスポーツ協会】
口の中の出血が見分けやすいように赤色以外の明るい色推奨
常時噛まないと固定されないMGは誤飲防止の為使用禁止
ハンドボール 【日本ハンドボール協会】
透明であり、単色のものであれば使用できる
不透明や、複数の色のものは使用できない
ゴルフ 【日本ゴルフ協会】
マウスガードの使用が、医学的に正当な根拠があり、不当な利益がないと委員会が認めれば使用可

マウスガード着用が推奨されるスポーツ

サッカー

野球

スキー

馬術

バレーボール

ソフトボール

スノーボード

重量挙げ

テニス

レスリング

スケートボード

砲丸投げ

水球

体操

サーフィン

やり投げ

相撲

トランポリン

自転車

射撃競技

アームレスリング 等

スポーツ外傷(歯の脱臼・破折、顎の骨折等)に対する相談・応急処置・治療(専門外来への紹介)

歯科疾患全般(むし歯や親知らず)に関する相談・治療(専門外来への紹介)

歯の噛み合わせ不良や食いしばり、歯ぎしり、顎関節症に関する相談・治療